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今回はボルドーワインです。
普段は四種類なんですが、生徒さんのリクエストで数を減らしてカジュアルと高級ワインの違いにも焦点をあてていきます。
ですから木曜日の部だけは2本です。
目玉としてはアルタエゴの2015年でしょうか。
購入して一年ちょっと、どのような変化を遂げているのか楽しみです。
では前回の続きです。
メルローには粘土質の土壌でよく栽培されていて、
ふくよか
円やか
などとテクニカルデータからでもよく言われてる印象です。
水捌けは砂利より悪いはずの粘土質がなぜふくよかになるのか。
答えは
よくわからない、です。
粘土質土壌と言っても種類があるようです。今回は割愛しますが、粘土質土壌は確かに砂利に比べると水捌けは悪いです。
諸説あるとは思いますが、粘土とは非常に細かい粒子の砂です。
雨によって濡れた粘土質土壌の水分を葡萄樹が吸い上げようとしても粘土の粒子が根っ子の水分を吸い上げる部分をふさぎ余分な水分を取るのを防ぎます。
また水捌けの良さはとても大切ですが、水捌けが良すぎると水不足で枯れてしまうリスクもあるようです。
もちろん、水がないので根っ子はどんどん土の深い部分に根をおろすから良いと言われますが、結局のところバランスです。
100%砂利だと栄養が全くないので上手く葡萄は育たないでしょうし、
粘土質土壌と言っても水溜まりができてビッタビタだったら根腐りをおこすでしょう。
粘土質土壌でも砂利もバランスよく含まれている場所がワイン産地になったが正解かも知れません。
こういう言い方もできます。
粘土質土壌で雨ザーザーでびちゃびちゃなとこは葡萄は育てることができなかった。
粘土質がなぜ
ふくよかなのか?
答えはこれだ!ということが、分かるとお客様にも説明しやすかったんですが、なかなかワインの世界は難しいです。
では本日のセミナーもよろしくお願いいたします!
ご興味ある方はいつでもお待ちしてます!☺️
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