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9/16【ワインレポート】

とあるインポーターさんがシャンパーニュに行かれるそうなので生産者の方に聞いてほしい質問をお願いしました。

返答が返ってきました!のでシェアです。

生産者への
質問はこちらです。

①日本では
750ミリのボトルよりマグナムボトルの方が美味しいと信じられています。
それは本当なんでしょうか?
理由を聞いたらマグナムの方が熟成がゆっくり進むからとソムリエは言いますが熟成は早い方が旨味が増えるのではないでしょうか?
実際はどうなのか?
またマグナムの方が美味しくなるのだったら科学的なことは分かっているのでしょうか?

A,本当です。750mlより液量が多いので温度変化が少なくゆっくりと熟成する、たしかに熟成の面では750mlに軍配が上がるが、ゆっくり熟成させることでより余韻の長いシャンパーニュになる。
また、空気の入ってる量も少なくなるのでゆっくり熟成する。

②甘口のシャンパンを作るワイナリーは限られているように思います、何か理由があるのでしょうか?甘口は売れないなど。

A,甘いシャンパーニュはお客様のニーズとして非常に少ない。
またお客様やインポーターの声を聞くと甘口シャンパーニュよりも辛口の方が良いとのこと。
昔は甘口が主流だった。

③よくシャンパーニュの瓶の最後の部分を一番美味しいところだ!と聞くことが多いですが、実際に底にある液体が上の部分より美味しいということはあるんでしょうか?
上も下も完全に混ざってる気がしますが、滓に近いからだとか、聞きますがそもそもシャンパーニュが滓引きするときには旨味は完全に液体に溶け込んでいると思うので瓶熟の時に滓が発生しても人間がはっきり感じられるほどの味わいの変化があるように思えません。
迷信かもしれませんが、日本のソムリエは信じているようです。
ちなみに自分も信じています(笑)

時間の関係で聞けなかったそうです。残念。

④ピノムニエがシャンパーニュの中に入っているのはシャンパンのテロワールにピノムニエがあっていたからですか?
もともと植えられていたのでしょうか?
どこかのタイミングで誰かが植えたのでしょうか?
なぜピノムニエなんでしょうか?

テロワール的にムニエが育てやすい。
生産者の中にはムニエが好きだったり、ムニエで美味しいシャンパーニュを造りたい生産者も多いとのこと。

少し調べると。

5世紀頃ローマ人がムニエを植えたらしい。
昔は育てやすい観点からムニエが全体の40%を占めていた。
らしいが、おかしいな。
19世紀ぐらいまで葡萄品種はごちゃ混ぜで栽培してたはずなのに、誰が改めてムニエにしようと言い出したのか疑問が残った。

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