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10/7【ワインの味わい方・飲んで「薄いな」って思ったことある人いませんか?】
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では今回のテーマはお待ちかね
【テイスティング編】
ワインの試飲のことをテイスティングと言います。
ソムリエからするととても重要です。
少しのテイスティングでこのワインにどれぐらい価値があるかを判断するのです。
通常、お客様の立場だとちょっとだけ飲むことは少ないですね。百貨店のワイン売り場ぐらいでしょうか?
せっかく飲むなら美味しく飲めた方がいいですね!
今回はワインの飲み方のテクニックです。
テクニックと言っても難しくはありません。
種明かしすると、そんなんで変わるの?ぐらいの印象ですが、
する
しない
でかなり違いがでます。では
あなたはワインを飲むときに
口に入れて、
そのままグビッと
水やビールみたいに
舌の上で飲んでませんか??
どうでしょうか?
飲んでなかったら大丈夫ですが、もし当てはまるならかなり勿体ないです。
では最初は
◆level①
ワインを口に入れます。
飲まないで、そのまま口に含めたままです。
液体はどこにありますか?
おそらく器用にも舌の【上】にありませんか?
そのまま飲むと普通の水と同じ飲み方ですが、
そのワインを舌の下に流します。
さらに上に戻して、
ゆっくり飲んでください。
どうですか?
ゴクっと飲むより香りが強く感じられませんでしたか?
次は
◆level②
ワインを口に入れます。
飲まないで、そのまま口に含めたままです。
そのワインを舌の下に流します。
さらに上に戻して、
口の中でワインを回します!舌を使ってくるっと!
そしてゆっくり飲む
するとゴクっと飲んでいた時は痩せた薄いイメージのワインにふくよかさがプラスされませんでしたか?
これはなぜかと言うと
ワインというのは酸味があるドリンクなんです。
だからゴクっと飲むと他の甘味や渋みや果実味を感じる前に酸味だけを感じてしまい、
なんか酸っぱいな?となるんです。
口に長くとどめることでワインを温めて香りや甘味を感じさせやすいように体温で調整します。
するとレモンのような酸っぱさからグレープフルーツやオレンジなどの酸味と甘味を兼ね備えた【ジューシー】な味わいを感じるのです。
レモン汁を飲んでも酸っぱいだけで美味しくありません、甘味があるからこそ、美味しく感じるのです。
そしてワインでは温度を高めないと甘味は感じにくくなります。
だから口の中で温めます。
では、最初から温めてワインだせばいいじゃないか?という疑問も湧きますが、グラスワインの状態であまり温度が高いとかえってアルコールの匂いが過度に出てしまい美味しく感じられません。
口の中でとどめる!
これがちょうど良いと思います。
しかし、毎回意識すると疲れる方もいらっしゃるので面倒でしたら大丈夫です。
ストレスで疲れてしまいます。
ソムリエとしては乱暴な言葉ですが
自分がうまけりゃ何でもいいのです!
どうぞ今日もワインを楽しんでください!
✤どうぞよろしくお願い致します。
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