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フランスと言えば
ピノ・ノワールやシャルドネを造る
【ブルゴーニュ】
カベルネソーヴィニヨンやメルロー、白ワインではソーヴィニヨン・ブランやセミヨンの栽培が盛んな
【ボルドー】
この2つがフランスを代表する産地です。
今回はボルドーのメドックのセミナーを受けてきました。
生産地
16.200ha
ボルドーの畑の15%がメドックです。
1000のブランドがあり600シャトーがあります。
年間8000万本販売、うち40%がEUへ
テロワールでは、
ボルドーにはジロンド川という大きな川があるのですが。
大きく右岸と左岸に分かれます。
特に左岸は川の影響で段丘という段々畑のような形になっていき、右岸とは違った土壌になっています。
また、上流から下流に流れる川の影響で、上流は大きな砂利が多く
下流や川から離れた西側に粘土質の土壌が多くなります。
これは石と粘土を混ぜた土を水で流すと粘土は流れていき、石だけが残るようなイメージで、上流の粘土が永い年月で川に流されて下流や西側に行っちゃった
ということです。
つまりメドックと
一言で言っても土壌が全然違うよ!ということです。
ちなみに雨が降って地面が濡れて乾燥しやすいのはどちらでしょうか。
①住吉大社や城北公園の砂利
②粘土みたいな細かい土
そうです、一番の砂利の方が乾きやすいのです。
雨は地面に貯まることなく、するすると流れていきます。
これを!
【水捌けが良い】
といいます。
逆に粘土のような場所ではいつまでも土に水分が残って、長い時間乾くことはありません。
【これを水捌けが悪い】
といいます。
メドック上流のマルゴーやサンジュリアン、ポイヤックは砂利が多いので
【カベルネソーヴィニヨン】
という黒葡萄が多く栽培されていて、逆にリストラック、ムーリス、メドックは粘土が多く
【メルロー】
という品種が多くなります。
このセミナーで聞いてみたかったのは、これです。
土壌だけにフォーカスを当てたとき
なぜ粘土質の土壌は水捌けが砂利に比べて良くないのに、ふくよかな味わいのワインになるのか?
雨で水に濡れた地面で余計に水分を取ってしまわないのか?
(全部ではないのは解っていますが、例えば右岸は粘土質土壌が多いと言われてますし、メルローがほとんどですが、その大半が円やか、ふくよかと表現されています、いやいや、ポムロールは砂利多いで!とかミクロな話はすいません💦今回は横に置いといて)
つづく
✤どうぞよろしくお願い致します。
MORRIES
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